保育士求人会社に勤める男とは!?

保育士の求人会社に転職した20代のビジネスマンが興味を抱いた「人材」と「保育業界」について本音をつづる奮戦記!保育士の派遣や人材紹介について基本から学ぶことも出来ますよ!浅野拓真さん・小林大介さんありがとう!!

1年後ともう1年後(筆者のつぶやき)

このブログを立ち上げようと思った時、自分は別のブログに色々想いを書いていた。

 

そしてある時、文章を止めてしまった。

 

自信がなくなったのだ。

 

 

 

 

当初は入社して、心の中では抑えきれない高揚感というか躍動感というか、、、やる気に満ちた自分をより発奮させる為に文章を書いていた。

 

実際にこのブログの最初に記載していた”説明”的な部分がまさにそうで、自分自身が学んだことを書くことでその知識の復習的な知識の獲得と、何か業務に役立てればと考えていた。

 

 

しかし、ある時を境に、この仕事における先が全く見えなくなっていた。

 

 

 

 

◆売り上げが全くあがらないこと。

 

◆部署全体でも全く売り上げが上がらず赤字続きであること。

 

◆手前味噌だが、学歴も一定以上である程度は何でも器用にこなしていた自分が、自分より学歴が低く、明らかに不器用そうにしている他者に大きく劣っているという現実。

 

そして・・・

 

保育園の運営や採用担当者から『あんたは向いていない』『好きになれない』という直球な回答に、、、

 

求職者から言われ続ける

『もういいです』

『あんた保育士舐めてる?』

 

そしていきなり途絶えてしまう連絡。。。

 

 

 

 

それを2人の恩師は共通して、自分に向かって馬鹿笑いをしてくれた。

 

共通して、改まった場所ではなく居酒屋やたわいもない場所で、深刻な表情を一切見せず、『そりゃそうだ(笑)』とでも言いたげな感じで、時折自分は腹の中で怒り狂っていたこともある。

 

でも、そこで本当の恩師でもある直属、、、いやかなり上の立場に値する当時の部長は・・・

 

 

 

『なぜわざわざ外部の人間にうちらが依頼をしているのか考えてみればいい。』

 

『外部の人間に頭を下げているというのはある意味、恥であり負けを認めることだが、それでも彼らは”結果”を残している。結果を残している人間がこの業界では最も優秀なんだ。』

 

『少なくとも俺には彼らの真似は絶対に出来ない。でも彼らから教わったことを自分なりに体現して違う形で成果を残すことは出来る』

 

『頭のよいお前ならわかるはず。気持ちではなく得意な”頭”では冷静に考えてみろ』

 

こんな言葉が自分を救ってくれた。

 

 

 

この1年後に自分は改めて前を向いて進むことが出来た。

 

そしてこの業界が面白い。自分の想いを堂々書くことが出来ると思って、新しくブログを書き始めた。

 

このブログ自体はその1年後に書き始めていたが、恩師の一人がこのブログを書きたかったら、もう1年後に改めてお願いに来たらいいよ♪

 

と即答で許可をくれなかったので公開が更に1年遅れた。

 

相変わらずの謎な回答だったが、今だったらその理由がなんとなくわかる気がする、笑。

 

浅野さん、小林さん、部長・・・。

 

結局、人の運命というのは出会った人で大きく変わるものであり、私自身もこれから指導していく後輩。

 

そして・・・

 

人材業界に携わっていく中で出会った求職者の方々にも大きな影響を与えていくのだと考えるとこの業界は本当に面白い反面、とても責任感を感じる。

 

それが理解できたことが、自分にとってこの業界を選んで最も得るものが出来た大きな宝ではないだろうか。